[メイン] GM : ─────ここは、日本の南部に位置する孤島。
暖かな気候、穏やかな風、綺麗な海に、豊かな自然に、動物達が広がっていた。

そして、それらは『経営者』にとっては……『ビックビジネス』のチャンスでもあった。

[メイン] GM : とある大企業の参入、および開拓を機に、一気に経済が回り始めた。
観光業としての価値が高まりつつあり、歴史も始まったばかりということもあり、新規事業を展開していくにはもってこいの舞台であった。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「─────さ!というわけで」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「みんなにはこれから、思いっきり、好きな『ビジネス』をやってもらおうと思うんだ♪」

[メイン] レイ社長(NPC) : ウインクをし、小首を傾げるは、茶髪とサングラスが特徴的な、白スーツの女社長。
リゾートホテルの経営に長年携わり、その業界では一目置かれる人物の内の一人でもあった。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「もっちろん!中には初めて『経営』するって人もいれば、そもそもお金が無いよ~!っていう人もいると思う」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「ま!でも安心して♪今回は……『VR』技術を活用して、疑似的な経営をしてもらうことになったからねん」
長く細い人差し指を立てて、陽気にそう言う。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「いやぁ~良い時代になったものだねぇ!まさか経営シミュレーションまで、まるでリアルにできるようになっただなんて」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「今この瞬間に、このビジネスに関われることにいっぱい感謝しつつ……思いっきり、この機を活かしちゃお~!♪」
腕を大きく掲げる。大きな乳房が少し揺れた。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「と、いうわけで~、まずはどういうことをやってもらうのかっていうのを簡単に伝えていくね~?」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「みんなには、私から1人1000万円を『貸し』ま~す。あ、もちろん架空だけどね?」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「それで、それを1年後に1500万円にして、私に返済する!……以上!やってもらうのは、このくらいだね!」
指を二本立てて、ウインクする。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「それ以上に稼ぐことができたなら、もっちろんそれは、み~んなのお金になるし、今後も経営を続けていくなら、大事な資金にもなっていくよん」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「さて!ここで大事にしてもらいたいのは……ただ『お金稼ぎ』するだけじゃない、ってこと!」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「いかに、お客様に『お金払って良かった~!』って思えるような体験をしてもらえるか!」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「『価値』も、出来る限り大事にしてほしいな!」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「私達も、そしてお客様も!み~んなハッピーになれたら、最高っしょ?♪」
ダブルピースして、楽しそうに笑う。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「というわけで、私からの簡単な説明は以上!具体的な経営方法については、シミュレーションを通して理解していったらいいと思う!何せ、ここでは何も失うことがないんだからね~」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「何かみんなから質問事項が無ければ……早速経営スタート!と行きたいところだけど、どーかな?」
小首を傾げ、各々へ翠の瞳を向けて、微笑む。

[メイン] チェン : 「生まれたばかりの場というのは、往々にして混沌だ」

[メイン] チェン : 「何も悪い意味だけではない。
 不確定ということは、街のしくみが定まっていないということだ」

[メイン] チェン : 「古としたやり方だけではなく、新しいやり方も通用する。
 人は飛びつき、集まり、各々のやり方で天を目指すだろう」

[メイン] チェン : だが、と窓を見やる。広がっているのは、大きな海だ。

[メイン] チェン : 「その状態で治安などありはしない。天に昇りつめた人間は、ある日不法な手段で地に落ちることもあるだろう。」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「いいねぇ!その着眼点はまさしく─────」

[メイン] レイ社長(NPC) : 指をぱちん!と鳴らす。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「『ビジネス』に繋がるね!」

[メイン] チェン : 「ハハ、『ビジネス』ですか。あなたほどの見込みがあるとは、到底自分でも思えていませんよ」

[メイン] チェン : 「ただ、私に見えた問題を、私なりのやり方で解決したいと思っただけです」

[メイン] レイ社長(NPC) : うんうん!と頷き、腕を組む。

[メイン] レイ社長(NPC) : にやりと笑うと。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「その『本気』の『想い』、伝わってきたよ!そういう人が上に立ってくれると、従業員も、それにお客様も!み~んな『安心』して、繋がってくれるってわけ~!」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「お金のやり繰りの仕方、効率の良い稼ぎ方、色んなものが必要知識としてあるけども」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「やっぱり大事なのは、ここだよね♪」

[メイン] アマツ・カルラ : 「私の方も前々から支店を出したいとは思っていましたが何せ初めてなもので…」

[メイン] レイ社長(NPC) : そう言って、自分の胸に拳を置いて、ウインクする。

[メイン] アマツ・カルラ : 「新天地での出店は胸弾む部分もありつつ中々緊張もあり…」

[メイン] アマツ・カルラ : 「このような機会をいただけて本当にありがたい限りです」

[メイン] チェン : そう、誰もが目に付くリゾート……ではなく、それに飛びついた人間に金を貸す。まるで広がる海のように、堂々と構えている女社長。

[メイン] アクオン : 低い咳ばらいを一つ挟む。
「……私もシミュレーションに関しては理解しました」
「名高いレイ社長直々に目をかけていただき、勉強の機会を設けていただいたことは大変ありがたく存じています」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「あはは~!いいねぇ!その初々しさ!私からも、この新天地に来てくれてありがと~~!」
両腕を広げながら、けらけら笑う。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「そして……胸弾む部分!素晴らしい!」

[メイン] チェン : 女の言葉はよく言えば大胆不敵で、悪く言えば礼儀知らずだった。
だが、その女ですら、相手の社長に冷や汗をかいていた。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「やっぱり、『ワクワク』は大事だよ~!経営って~!」
高級な素材を使った椅子の背凭れに寄り掛かりながら、脚を組む。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「アクオン社長さんも参入してくださって、ありがとうねん!♪」
ウインクしながら。

[メイン] アクオン : 「私にとっても願ってもいない奇怪でしたので。……まあ……」

[メイン] アクオン : 「見たところ、未だ高校に通っているような少女に……」
アマツに目を向ける。
「まるで礼儀を知らない女」
そして、チェンへ。

[メイン] アクオン : 「少々、レイ社長の鋭い審美眼は私には理解しかねますがねぇ」
含み笑いを漏らす。

[メイン] レイ社長(NPC) : にやぁ、と獰猛な笑みを浮かべる。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「キミ~~~……」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「─────結構な、『業』を持っているね?」

[メイン] レイ社長(NPC) : 頬杖を着きながら、ギラついた眼で、アクオンの姿を舐め回すように見る。

[メイン] アマツ・カルラ : 「…あはは」
とりあえず波風立てぬように愛想笑い

[メイン] アクオン : 「ハハッ……!まあ、今回のシミュレーションでも高い評価をいただけるよう、力を示すますよ」
たかがシミュレーションとはいえ、彼のスイートアイランド相手に実力を見せる好機でもある。逃す手はない。幸いにも競合相手は……私の計算では、脅威ではない。

[メイン] チェン : 「ハッ、悪いが私は喧嘩をしに来た訳では無い。」
「最も……臆病さが盾についた社長を選んだという点では、キミに同感かもしれないが」

[メイン] アクオン : 「アマツさんに、チェンさんでしたか。やはりこうした経験には血の通ったライバルが欠かせないものです。シミュレーションとはいえ、お互い全力でやりましょう……ハハハッ!」

[メイン] アマツ・カルラ : 「ええ、まだ経営者としては1年も場数は踏んでませんが…精一杯頑張らせていただきます」
なんかかなり棘があって怖い。ですが私はここに戦いに来たのではありません。
とりあえず知的にクールに、波風立てぬようにやり過ごしましょう。

[メイン] アクオン : ……ふん、易々と挑発には乗らない程度には弁えているか。
まあ、あまり歯応えのない相手でも面白くない……精々楽しませてもらおう。

[メイン] アマツ・カルラ : まあ何です、荒事なんて将軍やってた頃といい、副業で国を納めている今でも慣れています。
マジの殺し合いになったら死にますがまあ大丈夫でしょう。

[メイン] アクオン : 「さて、ミーティングはこれで終了ですか?レイ社長」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「だね!みんなの気合も十分に見せてもらったし!ブリーフィングはここま─────」

[メイン] アマツ・カルラ : しかしこれだけ尖っている方々となるとその意気込みも自信も相当なもの…仲良くしていただければ混合末永くいいお得意さんになってくれるかもしれませんね。

[メイン] モモワロウ : ふわり、人の心を操り

[メイン] レイ社長(NPC) : レイがそう口にしようとした瞬間!

[メイン] レイ社長(NPC) : 「!?」

[メイン] モモワロウ : ふわふわ、不埒な悪行ざんまい

[メイン] アクオン : 「!?」

[メイン] アマツ・カルラ : 「えひゃうあ!?」

[メイン] チェン : 「……なに!?」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「えっ!?な、なにこれ!?え!?なになになに!?」

[メイン] モモワロウ : ふんわり、それでも宝を求めてどんぶらこ

[メイン] モモワロウ : 愛されてみせよう

[メイン] アマツ・カルラ : 「えっ…!?なんですなんですなんです!?」

[メイン] モモワロウ : 「モモワロウ!」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「!」

[メイン] アマツ・カルラ : 「大きい…えっと蛾!?」

[メイン] モモワロウ : 「!?」

[メイン] レイ社長(NPC) : 冷や汗を浮かべ、額に掛けたサングラスもズレる。

[メイン] チェン : 「……社長は……果物……いや、生き物まで招待なさったのですか?」

[メイン] モモワロウ : (無言で餅を差し出す)

[メイン] レイ社長(NPC) : 意表を突かれたような表情で、現れた謎生物を見つつも……。

[メイン] アマツ・カルラ : 「えっ、あ…」

[メイン] アマツ・カルラ : 「ありがとうごさいます」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「い、いやぁ、私はそんな記憶、は…… ……あ、これは、御親切に、どうも……?」

[メイン] レイ社長(NPC) : 頭を掻きつつも、首を少し捻り、考え込み。

[メイン] レイ社長(NPC) : そして、謎の生命体をじーっと観察すると。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「……もしかして、キミも経営シミュレーション体験、してみたいのかな?」

[メイン] アマツ・カルラ : 「お餅ですか…?ふむ…」

[メイン] モモワロウ : 「モモワーイ!」

[メイン] レイ社長(NPC) : ふと、そう聞いてみる。

[メイン] モモワロウ : 器用に桃に…殻に…

[メイン] モモワロウ : 桃のような殻、あるいは殻のようなややこしい桃に挟まれたままクルリと回る

[メイン] モモワロウ : 首を縦に振ったつもりなのだろう
たぶん

[メイン] アマツ・カルラ : 「ほー、かわいらしいですねー…」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「ほほぉ~……興味がある、か」
顎に手をやり、にやりと笑う。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「いいよ、このビッグビジネスに参入してくれるのなら、UMAだろうと幽霊だろうと、誰だろうと大歓迎!」

[メイン] アクオン : 「……しょ、正気ですか!?信じれられん、こんな生き物を……私はお遊戯に来たわけじゃないんだぞ!?」

[メイン] モモワロウ : 「モモワーイ!」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「あははは~~!!まぁまぁ!アクオン社長さんや~!」

[メイン] チェン : 「……面妖な生き物だな」
とは言いつつも、謎の生物を見やる。
少なくとも……やる気はありそうだ。

[メイン] アマツ・カルラ : 「えっ?この子もやるんです?」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「ビジネスっていうのは、アクオン社長さんも知っての通り、『新陳代謝』が激しいんだよん」

[メイン] モモワロウ : モモワロウは知恵がないわけではない
競い合う場所…“コンテスト”で勝てば褒めてもらえるのだ

[メイン] レイ社長(NPC) : 「例えば、今しょっちゅう聞く『DX』だって、そでしょん?」

[メイン] モモワロウ : そしてモモワロウはまだ若かった

[メイン] アマツ・カルラ : 「え…?え?」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「今や生成AIを使った業務効率化まで進んでいる!」

[メイン] アクオン : 「…………え、ええ。」

[メイン] モモワロウ : これがコンテストでない事は全く把握していなかった

[メイン] アマツ・カルラ : 「いや確かにこのお餅はおいしそうですが……」
「…って」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「時代の最先端に、いかに食らいつくか、未知に挑めるかが……生き残るために必要なハートだとも、私は思ってるからねぇ!」

[メイン] アマツ・カルラ : 「……っ!?」

[メイン] アマツ・カルラ : まさか…同業者!?

[メイン] アクオン : ふわふわと浮かぶ謎の桃状生物をしり目に冷や汗を垂らし、レイの話にかろうじて頷く。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「ま、それに─────」

[メイン] レイ社長(NPC) : 頬杖を着いて、3人を見やる。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「まさか、この飛び入り参加したUMAくんに」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「『負ける』─────」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「な~んてことは、ないよねぇ?」

[メイン] レイ社長(NPC) : にやぁりと、挑発的な笑みを向ける。

[メイン] モモワロウ : 「モモワロウ!」

[メイン] アマツ・カルラ : 「あわわ…」
せっかく一番乗りで独り占めしたかったのに同業者…!?

[メイン] モモワロウ : ふんわりとその横に近づいて
笑みを浮かべる

[メイン] チェン : 「フッ、私は構わないぞ。」

[メイン] アマツ・カルラ : 「え、ええそうですとも!!」

[メイン] モモワロウ : 何を言っているかはわかっていないが
アピールを欠かさないモモワロウであった

[メイン] アクオン : 「…………………………」
「ハッ!いいでしょう、どうせ結果には変わりないのだから」

[メイン] レイ社長(NPC) : それぞれの回答に、満足そうに頷いて、にっこりと笑う。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「フフフ、それでこそ私の見込んだ、未来を担う社長達よ!」
ウインクしながら、そう言う。

[メイン] チェン : 誰はともあれ、雌雄を決する……それならそれで面白そうだ。にやりと笑い。

[メイン] アマツ・カルラ : 「私とて生半可な気持ちでやっているわけではありません!」
「そちら側がその気なら受けて立ちますよ!!」

[メイン] モモワロウ : 「モゲ…? モ、モモワロウ!!」

[メイン] モモワロウ : どうやら対抗されてるのはわかったみたい

[メイン] アクオン : イレギュラーは差し込まれたが、問題ない。
私の勝率は揺ぎ無く確定的に100%……!

[メイン] アマツ・カルラ : 「ふふ…ふふふ……っ」
正直気は乗りませんが同業者と競う事もいつかは避けられない定め…!
ここはやるしかありません…!!

[メイン] チェン : 社長も少女も、そんな理由で諦める人間では全くなかった。
むしろ闘志を燃やしているように見えて、フッ、と笑う。
……争いに来たわけではないが……私とて、負ける気もない。

[メイン] アマツ・カルラ : さて…

[メイン] アマツ・カルラ : 「それはそうとこのお餅のお礼はしたいので後で風前亭お手製の羊羹を差し入れますね」

[メイン] アマツ・カルラ : 「もちろんみなさんの分もご用意してますので是非ご賞味くださいね」

[メイン] アマツ・カルラ : 好感度稼ぎとお店の宣伝を一気にこなす。
流石私。賢い。

[メイン] アマツ・カルラ : ……まあそれに競い合うことにはなりますが完全に敵同士というわけでもないですしね。
仲良くできる可能性があるのならそうしたいものです。

[メイン] レイ社長(NPC) :  

[メイン] レイ社長(NPC) :  

[メイン] レイ社長(NPC) : ─────かくして、シミュレーションではあるが……。

[メイン] レイ社長(NPC) : 経営者同士による、熱い戦いが始まろうとしていた。

[メイン] レイ社長(NPC) : 金こそが全てではない、愛は金では買えない。

[メイン] レイ社長(NPC) : しかし……。

[メイン] レイ社長(NPC) : 金の巡りによって、『幸せ』を作り出すことはできるだろう。

[メイン] レイ社長(NPC) : さてさて、あなた達の運命や、いかに?

[メイン] レイ社長(NPC) :  

[メイン] レイ社長(NPC) :  

[メイン] レイ社長(NPC) : ① 市場フェイズとは
GMが処理を行うもの。まず、「成熟市場」と「成長市場」が存在し、さらに、それぞれに「大」「中」「小」が存在する。
「成熟市場」は、客の数が安定しているが、今後増えていくことがない市場。「成長市場」は、今いる客の数は少ないが、今後増えていくことが期待される市場を示している。
「大」「中」「小」はそれぞれ、ニーズを現わしている。必ず、客の数が「大」≧「中」≧「小」となる。(「中」「小」が0になることもある。)
たとえば、1ラウンド目では、成長市場小より、成熟市場大の方が、多くの客がいることを見込むことができる。

1ラウンド目では客を、「成熟市場」にPCの人数×2分、「成長市場」に1だけ置く。
「大」「中」「小」への割り振り方は、GMが自由に決めることができる。ただし、「大」≧「中」≧「小」の法則は必ず満たすようにする。
2ラウンド目以降では、[PCの人数]面ダイスを振る。その出目から1を引いた数が「成長市場」へ、客の数として加わる。
その後、1ラウンド目と同様の法則で、客を分配していく。この情報は、PLには見せず、後述する商売フェイズで公開する。

② 大企業フェイズとは
GMが処理を行うものとする。大企業がどの市場で《販売》するかを決める。ただし、1つの市場しか選ぶことができず、市場「小」も選ぶことができない。
大企業が選んだ市場は、そのネームバリューから多くの客が流れていく。そのため、客を1だけ残し、他は全て大企業の顧客となる。
また、6ラウンド目以降では、選べる市場が1つ増える。

[メイン] レイ社長(NPC) : ここらへんを一気にやるよん!

[メイン] レイ社長(NPC) : 二つともGMの処理だから、待っててね!

[メイン] レイ社長(NPC) : 【ラウンド宣言】

[メイン] レイ社長(NPC) : 1ラウンド目

[メイン] レイ社長(NPC) : 【初期市場コマンド】

[メイン] レイ社長(NPC) : C4*2 成熟市場客数 c(4*2) > 8

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 大:4 中:3 小:1 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長市場客数:1

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 大:1 中:0 小:0 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : 【大企業コマンド】

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 成熟市場大へ販売 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : これで市場フェイズ、大企業フェイズの準備は終わり!

[メイン] レイ社長(NPC) : 次は、戦略フェイズ!PCが経営を練るターンだね!

[メイン] レイ社長(NPC) : ③ 戦略フェイズとは
PLが処理を行うものとする。PCは、《販売》《成長》《調査》《雇用》から、重複可で3つ選び、実行する。
たとえば、《販売》《販売》《成長》、というような選択をしてもいい。
それぞれの宣言はGMへ秘匿で行う。数値移動の通知はメインで行うものとする。
また、このときに、RPをしたり、PC間で秘匿会話を行ったりしてもいい。
以下、それぞれのコマンド説明である。

[メイン] レイ社長(NPC) : 《販売》とは
100万円消費し、1商品作ることができる。このとき、『経理』『開発』『人望』を合計した、製造特徴ポイントを得ることができる。
このポイントを【値段】【価値】という、2つの製品特徴に割り振る。このとき、0になる製品特徴があってもいい。
そして、作った商品をどの市場に販売するかを宣言する。
宣言例「値段3価値2の商品を、成熟市場大へ販売」。

《成長》とは
資金消費によって、ステータスを上げることができる。成長内容は以下から1つ選ぶ。
・300万円消費で、経理2増加
・500万円消費で、開発3増加
・100万円消費で、人望1増加

《調査》とは
100万円消費することによって、市場状況と大企業の配置場所を確認することができる。
情報は秘匿で渡される。この情報を使って、他PCとの秘匿会話で情報を売るなどを行ってもいい。
PC間の資金譲渡は認められる。
ただし、後述する大企業との交渉で変更された配置場所は知ることができない。

《雇用》とは
100万円消費することによって、従業員を増やすことができる。
本フェイズから、選ぶことができるコマンドが1つ増える。ただし、本ラウンドから、会計フェイズにて100万円、従業員へ給料を払う必要がある。
RPとしては、1人のスペシャリストでも、10人のアルバイトでも、なんでもよい。
従業員数の最大値は2。100万円消費で解雇可能。

[メイン] レイ社長(NPC) : ここからコマンドを選んで、私の秘匿で宣言してね!

[メイン] レイ社長(NPC) : と、いうわけで、スタート!

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 資金 : 1000 → 900

[メイン] system : [ モモワロウ ] 従業員 : 0 → 2

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : 1000 → 500

[メイン] system : [ チェン ] 資金 : 1000 → 700

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : 500 → 300

[秘匿(GM,匿名さん)] system : [ チェン ] 資金 : 700 → 400

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 1000 → 600

[メイン] system : [ チェン ] 資金 : 400 → 300

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 資金 : 900 → 800

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 従業員 : 0 → 1

[メイン] レイ社長(NPC) : さささ!

[メイン] レイ社長(NPC) : アマツちゃんとアクオンは、そろそろコマンド決めちゃおっか!

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 資金 : 800 → 500

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 経理 : 3 → 5

[情報] system : [ アマツ・カルラ ] 経理 : 1 → 3

[メイン] レイ社長(NPC) : では結果発表!

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 従業員 : 0 → 1

[メイン] レイ社長(NPC) : ↓結果発表用↓
客の数
成熟大: 4 成熟中: 3 成熟小: 1
成長大: 1 成長中: 0 成長小: 0

大企業位置: 成熟大

[メイン] レイ社長(NPC) : お客さんはこんな感じ!

[メイン] レイ社長(NPC) : 私の位置は、盤面の通り~!

[メイン] レイ社長(NPC) : そーして!みんなの商品位置は、こう!

[メイン] レイ社長(NPC) : 結果は~?

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟大: 1
名前 値段 価値 判定
大企業 20 80 成立
チェン 2 7 成立
アクオン 7 0 不成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟中: 3
名前 値段 価値 判定
アマツ 4 3 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : ちょっと見にくいかもだけど!

[メイン] レイ社長(NPC) : チェンちゃんアマツちゃんは商売成立!

[メイン] レイ社長(NPC) : では会計フェイズ!

[メイン] レイ社長(NPC) : 成立した子は、利益として値段×100万円ゲットしてね!

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : 300 → -100

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 600 → 1000

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : -100 → 800

[メイン] レイ社長(NPC) : あとは、従業員がいるなら、従業員の数×100万円を減らしてね!
借用書があるなら、その数×100万円も!
そして!会社の維持費、社長の生活費もあるから、共通でみんな100万円引いておいてね!

[メイン] レイ社長(NPC) : それで会計フェイズは終わり!

[メイン] system : [ アクオン ] 資金 : 500 → 400

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 1000 → 900

[メイン] レイ社長(NPC) : モモワロウは借用書上げておいてね!

[メイン] system : [ チェン ] 資金 : 300 → 500

[メイン] レイ社長(NPC) : 持ってる借用書は2だと思うから!

[メイン] モモワロウ : モモアゲー

[メイン] レイ社長(NPC) : では!1か月目はこんなリザルトだね!

[メイン] レイ社長(NPC) : みんな1500万円以上の資金、ゲットできるかな~?(ニヤニヤ

[メイン] レイ社長(NPC) : そんな感じで、2ラウンド目!

[メイン] レイ社長(NPC) : 【ラウンド宣言】

[メイン] レイ社長(NPC) : 2ラウンド目

[メイン] レイ社長(NPC) : 【市場コマンド】

[メイン] レイ社長(NPC) : 1D4-1 成長市場へ参入する客数 (1D4-1) > 4[4]-1 > 3

[メイン] レイ社長(NPC) : 一気にお客さんが増えたね!

[メイン] レイ社長(NPC) : 商品もいっぱい出せたら、儲かるかも!?

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟市場客数:8

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 大:4 中:2 小:2 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長市場客数:4

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 大:2 中:1 小:1 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : 【大企業コマンド】

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 成熟市場大へ販売 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : では戦略フェイズ!みんなのターンだよ~!

[メイン] system : [ チェン ] 資金 : 500 → 400

[メイン] system : [ アクオン ] 資金 : 400 → 300

[秘匿(GM,匿名さん)] system : [ チェン ] 資金 : 400 → 100

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 資金 : 300 → 0

[メイン] system : [ チェン ] 資金 : 100 → 0

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : 700 → 500

[メイン] レイ社長(NPC) : あとはカルラちゃんだね!

[メイン] レイ社長(NPC) : さてさて0時まで20分!

[メイン] レイ社長(NPC) : ちょいとテンポ上げていこうか!

[メイン] レイ社長(NPC) : 結果発表もサクサクでやるよん!

[メイン] レイ社長(NPC) : 客の数
成熟大: 4 成熟中: 2 成熟小: 2
成長大: 2 成長中: 1 成長小: 1

大企業位置: 成熟大

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟中: 2
名前 値段 価値 判定
アマツ 6 4 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟小: 2
名前 値段 価値 判定
モモワロウ 0 23 成立
モモワロウ 0 23 成立
チェン 5 7 不成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長大: 2
名前 値段 価値 判定
アクオン 7 0 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長中: 1
名前 値段 価値 判定
アクオン 7 0 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長小: 1
名前 値段 価値 判定
アクオン 7 0 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 以上!では会計フェイズ~!

[メイン] system : [ アクオン ] 資金 : 0 → 2100

[メイン] system : [ アクオン ] 資金 : 2100 → 2000

[メイン] system : [ アクオン ] 資金 : 2000 → 1900

[メイン] レイ社長(NPC) : アクオンが一気に稼いだねぇ!お客さんはあんまり価値のない商品を手にして不満げな様子!でも儲けは儲けだねぇ!

[メイン] レイ社長(NPC) : 逆にモモワロウの商品を手に取ったお客さんはみんな踊り出してるよ!そのくらい価値があったんだねぇ!

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : 500 → 0

[雑談] system : [ チェン ] 資金 : 0 → 1000

[メイン] system : [ チェン ] 資金 : 1000 → 900

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 900 → 300

[メイン] system : [ チェン ] 借用書 : 0 → 1

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 人望 : 2 → 5

[メイン] レイ社長(NPC) : カルラちゃんは処理結果それでいいのかな?

[メイン] レイ社長(NPC) : あんまりよくわかってないけど

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 300 → 900

[メイン] レイ社長(NPC) : 600万円の利益はとりあえずはあるよん~

[メイン] レイ社長(NPC) : ああなるほどね、コマンドコストね~

[メイン] レイ社長(NPC) : で、維持費・生活費で-100万円だよーん

[メイン] レイ社長(NPC) : あと従業員の給料でもう-100万円!

[メイン] アマツ・カルラ : ちょっとまってください整理します

[メイン] レイ社長(NPC) : さて!3ラウンド目にいくわけだけど、他3人は1d10振っておいてね!

[メイン] レイ社長(NPC) : 私が計算しておくよー

[メイン] アクオン : 1d10 (1D10) > 3

[メイン] レイ社長(NPC) : >雇用1回
>開発3回(全部人望)
>販売1回(成熟中に価値4値段6)

こうだから

[メイン] レイ社長(NPC) : c100+300+100 c(100+300+100) > 500

[メイン] レイ社長(NPC) : 支出はこうで

[メイン] レイ社長(NPC) : 600万円の利益獲得

[メイン] レイ社長(NPC) : だから+100万円になるけども

[メイン] レイ社長(NPC) : 給料・維持費・生活費で-200万円だね~

[メイン] レイ社長(NPC) : だから、△100万円の赤字!

[メイン] アマツ・カルラ : はーい

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 900 → 800

[メイン] レイ社長(NPC) : じゃ!みんなも1d10振っておいてね!

[メイン] モモワロウ : 1d10 (1D10) > 4

[メイン] アマツ・カルラ : 1d10 (1D10) > 8

[メイン] レイ社長(NPC) : 【ラウンド宣言】

[メイン] レイ社長(NPC) : 3ラウンド目

[メイン] レイ社長(NPC) : 5. 特別ルール:イベント
3ラウンド毎に、全PLは10面ダイスを振る。その出目によって、以下のイベントが発生する。

① 大吉。富豪から資金を無償で提供してもらえる。資金+1000万円。人望が15以上の時、さらに+1000万円貰える。
② 中吉。今月はとても調子が良く、所謂ゾーンに入っているかもしれない。好きなステータスを+3できる。開発が10以上の場合、さらに+1できる。
③ 小吉。ちょっとした出会いや感動によってひらめきを得た。好きなステータス+1。開発が15以上の時、さらに+1できる。
④ 小吉。景気が少し良くなった。それぞれの市場へ客が1人増える。経理が10以上の場合、増える人数が+1される。
⑤ 吉。展示会へ行き、開発へのモチベーションが上がる。開発+1。
⑥ 吉。知り合いから応援してもらった。資金+100万円。人望が5以上の場合、さらに+100万円。
⑦ 末吉。少し不景気のようだ。それぞれの市場から客が1人減る。経理が10以上の場合、この効果を無効化できる。
⑧ 末吉。従業員が諸事情によって退職するようだ。従業員がいた場合、1枠失う。人望が10以上の時、この効果を無効化できる。
⑨ 凶。今月は体調があまり良くない。本ラウンドのみ、選べるコマンドが1つ減る。
⑩ 大凶。災害に見舞われてしまう。資金-1000万円。人望が20以上の時、この効果を無効化できる。

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 従業員 : 1 → 2

[メイン] : 1d10 (1D10) > 5

[メイン] レイ社長(NPC) : お!好景気になったね!成熟、成長に客+1だよん!

[メイン] チェン : 🌈
5だ

[メイン] system : [ チェン ] 開発 : 1 → 2

[メイン] レイ社長(NPC) : アクオンはステータス何か1増やしておいてね!

[メイン] レイ社長(NPC) : 【市場コマンド】

[メイン] レイ社長(NPC) : 1D4-1 成長市場へ参入する客数 (1D4-1) > 3[3]-1 > 2

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟市場客数:9

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 大:5 中:3 小:1 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長市場客数:7

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 大:3 中:2 小:2 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : 【大企業コマンド】

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 成熟大へ販売 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : 戦略フェイズ!

[メイン] system : [ アクオン ] 開発 : 2 → 3

[秘匿(GM,匿名さん)] system : [ チェン ] 資金 : 900 → 600

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 従業員 : 1 → 2

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 資金 : 1900 → 1800

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 開発 : 3 → 6

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 資金 : 1800 → 1300

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : 0 → -500

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 従業員 : 2 → 1

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 資金 : 1300 → 800

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 開発 : 6 → 9

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 資金 : 800 → 700

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 資金 : 700 → 600

[メイン] レイ社長(NPC) : さて残すはカルラちゃんだね!

[秘匿(GM,かるら)] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 800 → 100

[メイン] レイ社長(NPC) :  

[メイン] レイ社長(NPC) : 客の数
成熟大: 5 成熟中: 3 成熟小: 1
成長大: 3 成長中: 2 成長小: 2

大企業位置: 成熟大

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 開発 : 2 → 5

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 人望 : 5 → 7

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟大: 2
名前 値段 価値 判定
大企業 20 80 成立
モモワロウ 0 23 成立
チェン 8 5 不成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟中: 3
名前 値段 価値 判定
モモワロウ 0 23 成立
チェン 8 5 成立
アマツ 10 5 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟小: 1
名前 値段 価値 判定
モモワロウ 0 23 成立
チェン 8 5 不成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長大: 3
名前 値段 価値 判定
アクオン 14 0 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長中: 2
名前 値段 価値 判定
モモワロウ 0 23 成立
アクオン 14 0 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長小: 2
名前 値段 価値 判定
モモワロウ 0 23 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 以上!会計フェイズ~!

[メイン] system : [ アクオン ] 資金 : 600 → 3400

[メイン] system : [ アクオン ] 資金 : 3400 → 3200

[メイン] レイ社長(NPC) : アクオンがダントツの売り上げ!格が違うね~!

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : 500 → 0

[メイン] レイ社長(NPC) : そしておそるべしモモワロウ爆弾!

[メイン] system : [ チェン ] 資金 : 600 → 1400

[メイン] レイ社長(NPC) : チェンちゃんは、借用書もあるから、その枚数分-100万円があるねー

[メイン] レイ社長(NPC) : 生活費込みで、合計-200万円!

[メイン] system : [ チェン ] 資金 : 1400 → 1200

[メイン] チェン : 手痛い〜

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 100 → 900

[メイン] レイ社長(NPC) : カルラちゃん大丈夫ー?

[メイン] レイ社長(NPC) : 計算やろっか?

[メイン] レイ社長(NPC) : 雇用1回
成長3回(開発1回 人望2回)
販売1回(価値5値段10)
アマツ 10 5 成立
従業員×2の給料
維持費・生活費

[メイン] レイ社長(NPC) : c-100-500-200-100+1000-200-100 c(-100-500-200-100+1000-200-100) > -200

[メイン] レイ社長(NPC) : こうだね~

[メイン] レイ社長(NPC) : つまり、△200万円の赤字~!

[メイン] アマツ・カルラ : 計算ミスりすぎ!

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 900 → 700

[メイン] レイ社長(NPC) : では、最終ラウンド!

[メイン] レイ社長(NPC) : 【ラウンド宣言】

[メイン] レイ社長(NPC) : 4ラウンド目

[メイン] レイ社長(NPC) : 【市場コマンド】

[メイン] レイ社長(NPC) : 1D4-1 成長市場へ参入する客数 (1D4-1) > 3[3]-1 > 2

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟市場客数:9

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 大:4 中:3 小:2 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長市場客数:9

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 大:6 中:2 小:1 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : 【大企業コマンド】

[メイン] レイ社長(NPC) : SC0 成長市場大へ販売 c(0) > 0

[メイン] レイ社長(NPC) : 戦略フェイズ!

[秘匿(GM,かるら)] system : [ アマツ・カルラ ] 従業員 : 1 → 2

[秘匿(GM,アクオン)] system : [ アクオン ] 資金 : 3200 → 2800

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : 0 → -500

[メイン] system : [ モモワロウ ] 借用書 : 4 → 5

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : -500 → 500

[秘匿(GM,かるら)] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 700 → 200

[メイン] レイ社長(NPC) :  

[メイン] レイ社長(NPC) : 客の数
成熟大: 4 成熟中: 3 成熟小: 2
成長大: 6 成長中: 2 成長小: 1

大企業位置: 成長大

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟大: 4
名前 値段 価値 判定
アマツ 6 9 成立
アクオン 8 6 成立
アクオン 8 6 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟中: 3
名前 値段 価値 判定
モモワロウ 0 23 成立
アマツ 6 9 成立
チェン 8 5 成立
アクオン 14 0 不成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成熟小: 2
名前 値段 価値 判定
モモワロウ 0 23 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長大: 2
名前 値段 価値 判定
大企業 20 80 成立
モモワロウ 0 23 成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長中: 2
名前 値段 価値 判定
モモワロウ 0 23 成立
アマツ 5 10 成立
チェン 8 5 不成立
アクオン 14 0 不成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 成長小: 1
名前 値段 価値 判定
モモワロウ 0 23 成立
アマツ 8 7 不成立
チェン 8 5 不成立

[メイン] レイ社長(NPC) : 会計フェーイズ!

[メイン] レイ社長(NPC) : 最後の利益獲得、給料、利子、生活費の処理してねー

[メイン] system : [ アクオン ] 資金 : 2800 → 4400

[メイン] system : [ アクオン ] 資金 : 4400 → 4100

[メイン] system : [ チェン ] 資金 : 1200 → 2000

[メイン] system : [ チェン ] 資金 : 2000 → 900

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : 500 → 0

[メイン] レイ社長(NPC) : チェンちゃんは借用書の分を払ったって感じかな?

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 200 → 1900

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 1900 → 1600

[メイン] チェン : あー早まったな、すまん!そうだ

[メイン] レイ社長(NPC) : OK!

[メイン] レイ社長(NPC) : 借用書も0にしておいてね!

[メイン] レイ社長(NPC) :  

[メイン] レイ社長(NPC) : シミュレーションが終わる。

[メイン] レイ社長(NPC) : そして……仮想通貨から

[メイン] レイ社長(NPC) : 借用書の数×1100万円と、1500万円が引かれる。

[メイン] レイ社長(NPC) : ※マイナスになってもいいものとする。

[メイン] system : [ チェン ] 資金 : 900 → -600

[メイン] system : [ アマツ・カルラ ] 資金 : 1600 → 100

[メイン] system : [ モモワロウ ] 資金 : 0 → -7000

[メイン] チェン : そして……仮想空間から立ち上がる。
現実に引き戻された感覚に、目眩を覚えながらも。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「─────さて、本番に挑む前の、軽いウォーミングアップになったんじゃないかな?」

[メイン] モモワロウ : 「モモワーイ!」

[メイン] レイ社長(NPC) : にやりと笑うは、茶髪を微風に揺らす女社長、レイ。

[メイン] モモワロウ : モモワロウは最下位なのに嬉しそう…
もしかして、一番と勘違いしてるのかな?

[メイン] レイ社長(NPC) : 「チェンちゃんは、残念だったね」
肩を竦めて、困り眉で笑う。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「ま!でも、チェンちゃんも、それにモモワロウも、お客様の『価値』を第一にしていたのは、しーっかりと感じ取れたよ!」

[メイン] チェン : 「ああ。約束も果たせず申し訳ない」
と、社長に頭を下げて。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「そこだけは褒めるよ!あっはっは!」
豪快に笑いつつも。

[メイン] チェン : そして……対面の男を見やる。

[メイン] モモワロウ : 「モモワロウ!」

[メイン] チェン : 「完敗だ。アクオン=ロッテンガム」

[メイン] アクオン : 「実に有意義な体験でした、レイ社長。随分と手加減もしていただいたようですが」

[メイン] アマツ・カルラ : 「なんとか赤字だけは避けられましたー……」
ぐったり

[メイン] レイ社長(NPC) : 頷いて、そしてレイもアクオンへと目を向けて、目を細める。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「やーっぱり、只者じゃなかったねぇ?」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「2600万円も、手元にお金が残った結果になったわけだし、それを元手に今度は、独自の事業も展開していけそうだ」

[メイン] アクオン : 「フン……当然だ」
チェンの視線を受け、不遜に鼻を鳴らす。

[メイン] モモワロウ : 「モモワロウ!」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「フフフ、とても優秀な経営者だよ、キミは!おめでとう!」
にこりと笑い、賛辞を贈る。

[メイン] モモワロウ : アクオンの頭の上に乗り

[メイン] モモワロウ : 「オトモー!」

[メイン] system : [ アクオン ] 資金 : 4100 → 2600

[メイン] レイ社長(NPC) : 「それに、アマツちゃんも頑張ったねぇ~!ちゃんと手元に100万円残せたみたいだし、えらいぞ~!」

[メイン] チェン : 「自分の視野の狭さを思い知らされた。スワイヤーの言う通りだったな」
アクオン、アマツの顔をそれぞれ見やる。
いずれも……やり手のやり方であった。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「私は、『浪漫』をキャンパスに思い描くことこそが重要だとは思っているけど、でも─────」

[メイン] アマツ・カルラ : 「勝手を掴むのが大変でした…」

[メイン] アクオン : 「ぐあ……っ!?な、なんだ貴様!?」
モモワロウによろめきつつ体勢を立て直し。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「お金が無くちゃ、筆も、キャンパスも、な~んにも用意できないからねぇ」
肩を竦めて、苦笑する。

[メイン] レイ社長(NPC) : 「私は、お金が全てだとは思っちゃいない、でも……」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「軽んじていいものだとも、思ってない」

[メイン] レイ社長(NPC) : 「このシミュレーションで、それが分かったんじゃないかな?」

[メイン] アマツ・カルラ : 「はい、改めて現実の厳しさを勉強させてもらいました」

[メイン] モモワロウ : 「モモワーイ!」

[メイン] アクオン : 「ええ、そして……これは単なるシミュレーションに過ぎないことも、はっきりと認識している」

[メイン] レイ社長(NPC) : にやりと笑う。

[メイン] モモワロウ : 頭の上ではしゃいでいる
シミュレーションがどんな意味を持つかは…イマイチわかってないけれど

[メイン] アマツ・カルラ : 「貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございます」

[メイン] モモワロウ : 楽しかったみたい!
良かったね、モモワロウ!

[メイン] レイ社長(NPC) : にっこりと笑って、頷いている。満足そうに。

[メイン] チェン : 「ああ。自らの甘さを知ることが出来た。
 だからこそ今度こそは私のやり方で……目標を満たして見せよう」

[メイン] アマツ・カルラ : 「元より厳しい道は覚悟の上ですので、これからも精進していきたいものです」

[メイン] アクオン : 「この、謎の桃生物の動きとて──シミュレーションでは、ただの地雷。トラップにすぎなかったが。現実なら、あの動きの影響が市場上の罠だけで済むはずがない」

[メイン] アマツ・カルラ : 「ええ、まさしく」

[メイン] アクオン : 「裏を返せば、私の数値的な利益を追求した経営もそうなり……また、顧客の満足と利益を両立した経営にも、また意味が生まれ得るのだろう。考える機会となった」

[メイン] チェン : 「……フッ、そうか。私の無駄な足掻きも、別の意味を持てたのなら幸いだ」

[メイン] アクオン : 「結果は、勝利によって私の手法の正しさを示したが……同時に、貴様の手法がまったくの無意味でないこともまた、示した。それだけのことだ」

[メイン] アマツ・カルラ : 「ふふっ…」

[メイン] チェン : 「何も拘り続けることがいい事でもない。
 経営者としての必要な素質も考えさせられた。龍門では学ぶことの出来ない、良い機会だった」

[メイン] チェン : 軽く笑い。

[メイン] チェン : そして、アクオン、アマツ。
それぞれに手を伸ばす。
桃……は、アクオンの上で丸まり動かなくなっている。まるで赤子のように。

[メイン] チェン : 「また会おう」

[メイン] アマツ・カルラ : 「ええ、私としても皆さんの事を見て大変沢山の事を学べました」

[メイン] アマツ・カルラ : 「はーい、では」

[メイン] アマツ・カルラ : 「私のお店、本店は既に経営中なので気が向いたらいつでも起こしくださいねー!」

[メイン] アクオン : 「…………」
桃が落ちないよう重心を制御しつつチェンの手を握る。
「名は覚えました、アマツ・カルラさん。そして、チェン・フェイゼ」
この生き物の名前はなんなんだ……

[メイン] アクオン : 「では、私はこの辺りで失礼しましょう」
身を翻す。桃を乗せたまま。

[メイン] アクオン : 「──どうやらこの市場には、厄介な競合がいるようですから」
策、練るは早いに越したことなし。

[メイン] アクオン : 男は去る。桃を、頭に。